昨日、お客様とスポーツ動作について話していて、そこで「あ〜なるほど!スポーツ動作って英語と似てるわ!」ということに気づいたのでシェアします!
スポーツ動作を理解するために、はじめにやるべきこと
まず、スポーツを上手くなろうと思った時、はじめにするべきことは何か?ということをご説明させて頂きます。
それはズバリ“動作の分解”です!
動作の分解ってなに?ってなりそうですが、これはどういうことかというと、例えば、ゴルフのスイングを上手くなりたい時、そこに大きなポイントとなる動作がいくつかあると思います。
ゴルフの場合だと、大まかに分けるなら、股関節の内旋や胸郭の回旋あたりはとても重要なので、ここに関してはしっかりと覚えていきたいわけです。
(クラブの角度などはスキルの部分なので割愛します)
ただ、動作がわかったからといって、それを一辺に全部やろうとすると当然のことながら難しいわけです。
(だから、スポーツって上達するのが難しいんですね)
そこで、動作の分解という考えの下、股関節の内旋の動きだけを練習したり、胸郭の回旋だけを練習したり、一つ一つ丁寧に学習していくわけです。
そうして、一つずつ動作をクリアにしていくことで、格段に動作の質は良くなっていきます!
最後は、統合するのが大事!
ただ、上記のようなことは、意外と知ってる方も少なくないと思います。
本題はここからで、最後はその分解したものをまたスポーツ動作に戻さないといけないわけです。
そこで重要になるのが“動作の統合”です。
つまり、“動作を繋げる”ということです。
でも、ここについても皆さんご存知なのではないかと思います。
スポーツに活かすためにやってるんだから、統合するなんて当たり前じゃん!て感じですよね。
ただ、その統合する過程に非常に重要なことがあるのです。
スポーツ動作と英語は似ているという話
少し話はそれるのですが、僕、たまに英語のパーソナルレッスンを受けてるんですね。
(レベルとしては、まだまだですが…)
ある程度、先生と簡単な会話もできるようになって、少しレベルが上がったところである壁にぶち当たりました。
それが、ネイティブスピーカー特有の“リンキング”というものです。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので一応説明すると、全てではないですが、特定の単語が並ぶ時、それらがリンキング(連結)されて発音されるという現象です。
これにより、二つの単語を一音で話せてしまいます。
それに加えて、ある音を発しないリダクション(脱落)まで起きると、ネイティブスピーカーの発音を聞き取ることは非常に困難なものとなります。
簡単な例としては、「like it」などは、はじめの頃は、「ライク イット」と発音したくなりますが、リンキングが起きるので「ライキッ」みたいな感じで一音で発音されます。(この例では、tの音が落ちるリダクションまで起きています)
つまり、それらを知っていないと、“私たちが頭で想像している音と、現実の音が全く違うものになってしまっている”ことになり、上達もしなければ、理解もできないということになるわけです。
これが、スポーツ動作にも共通しているなと思いました。
先ほど説明した動作の分解ですが、それら一つ一つを完璧にしたところで、繋げること(リンキング)、あるいは、ある動作は落ちて消えてしまう(リダクション)、ということを理解し、実行できなければ、一流選手の流れるような美しい動作にはならないのです。
だからこそ、いくつかの分解した動作は、最終的に“一音にする”ようなイメージを持つことがとても大切なのです。
といった感じで、少々、わかりづらかったかもしれませんが、個人的にスポーツ動作と英語は似てるな〜と感じた出来事でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!