ブログの更新が遅れてしまい、申し訳ございません。
また再開して、更新頻度も上げていこうと思います!
よろしくお願いします!
今年の初戦が迫ってまいりました!
久しぶりの投稿かと思いきや、自分自身のことで恐縮ですが、今年のトレイルランニング初戦がいよいよ2週間前に迫ってきました。
今度のレースは、総距離 100km、累積標高 4800mとなかなかタフなレースなので、しっかりと準備をしなければなりません。
それに加えて、今回参加する「奥信濃 100」は、自分自身のトレーニングは筋トレがメインになりがちなことから、普通に走っていては100kmを完走するのは極めて難しい挑戦です。
ということで、最近は、“どうすれば長距離を楽に走ることができるのか”ということに試行錯誤してまいりました。
(100kmを楽に走るのは絶対無理)
ランニングフォームの見直し
やはり、最も重要になるのは“ランニングフォームの改善”です!
そりゃ走るんだから当然ですよね。
ということで、改めて自分のフォームを見直してみました。
そうすると、僕の場合は、長らくウエイトトレーニングをしてきた影響で、踵に重心が残りやすいことに気がつきました。
これって結構多いと思うのですが、例えば、現時点でふくらはぎの筋肉がやけに発達してしまっているという方はいませんでしょうか?
これはおそらく歩行時に踵に重心が残っているということが考えられます。
本来、足裏の荷重というのは、歩行の場合は踵から接地するものではあるのですが、それがスムーズに前足部の方へ移行されなくてはなりません。
ここから先の話はマニアックになるので割愛しますが、スムーズに体重移動を行えないことでふくらはぎの筋肉に過剰に刺激が入り、筋肥大を起こしてしまっているというわけです。
そこを意識して改善してからは、ふくらはぎの疲労が驚くほど軽減し、ランニング自体のスピードも速くなりました。
スピードが速くなったのは、確実に体重移動がスムーズになったおかげです。
エネルギー代謝をコントロールする
今度の奥信濃100は、おそらく18〜19時間くらいの時間がかかることが予想されます。
こんなにも長い時間、運動するとなると心配になるのが、エネルギーの問題ですよね。
シンプルに、最後までエネルギーを保つことができるのか?ということです。
ロングのトレイルランニングになると、ちょうどハーフくらいの給水ポイントで、ありがたいことに軽食がたくさん準備されています。
過去の大会では、おにぎり、うどん、そば、梅干し、バナナ、カレーライス、大福、お団子、あんぱん、ドーナツ、豚汁などがありました。
下の写真は、80kmのレースに出た時のもので、お腹が空きすぎてカレーライスをおかわりして2杯も食べてしましました(笑)
(別のレースでは、お団子3本、大福2個を同時に食べてしまいました)
しかし、お気づきの通り、そんなに食べてしまうとその後のランニングはどうなるでしょうか?
そうです。
運動中は消化器官の働きが悪くなる為、なかなか消化活動がおこなわれません。
というわけで、再開してから1時間ほどは、お腹の激痛と格闘しながら走っていました(笑)
そもそも食べた物が消化・吸収されて、エネルギーとして使える状態になるには、けっこうな時間を要します。
炭水化物で2〜3時間はかかりますし、たんぱく質は4〜5時間、脂質だともっとかかります。
ちなみに、砂糖などの糖類だと、吸収は非常に速いです。10〜15分ほどで吸収されると思います。
言うまでもなく、サプリメントはもっと速いですね!
炭水化物を食べなかったら、ガス欠になるのか?
それでは、もしハーフの給水ポイントで食べ物を食べなかったら、ガス欠になって走れなくなるということはあるのでしょうか?
個人的には、おそらくそれはないと思います。
なぜなら、私たちは“体脂肪”という形で、非常に効率の良いエネルギー源を蓄えているからです。
確かに、ヒトの基本的なエネルギーは糖質であることは疑うまでもない事実ですが、そもそもそれほど沢山の糖質は体内に貯蔵できません。
いかに体脂肪を使える体質に慣れておくか
糖質の蓄えが少量しかないことから、長い運動時間になる場合、次のエネルギーとなる体脂肪をいかに効率よく燃焼させられるかが鍵となります。
そこで僕がおこなったのが、ファスティングです。
僕の場合、ファスティングは定期的に健康のために行なっていますが、じつはトライアスロンなどのエンデュランス系スポーツ(持久系スポーツ)のトップアスリートたちもファスティングを行なっていることで有名です。
これの意図としては、まさしく長時間の運動をしなければならない中で、糖質が切れたとしても体力を持続させ、高いパフォーマンスを発揮し続けるためだと考えられます。
ファスティングというのは、日本語でいう“断食”です。
一定期間を発酵ドリンクのみですごし、固形物は食べないという究極の食事法です。(食事法といっても何も食べないのですが)
そうすることで、体内に蓄えた糖質は枯渇状態となり、それ以降は基本的に体脂肪を分解してエネルギーを作っていくという回路が促進します。
それを何日が続けると、体脂肪を燃やしやすい体質になるというわけです。
よく、何日も食べないなんて信じられない!と言われますが、不思議と体脂肪燃焼の回路が出来上がってからは全く辛くないんですよね。
ヒトという生物にとって、炭水化物はいつも潤沢にあるというわけではありませんでした。
そんな食べられない状況のためにも、体脂肪を効率よく使うことができるような練習を行うことは、個人的には大切だと思います。
といった感じで、今回は様々な施策をおこなってきましたので、個人的にどのような結果に繋がるかが非常に楽しみです!
また、随時、ご報告していくのでお時間あれば見てみてください!