今年はトレイルランニングの大会に4大会出場して、そういえば、最近の大会をブログにアップしていなかったので、振り返りとともに書かせていただきます。
こんな競技があるんだ〜程度に見ていただければと思います。
嬬恋スカイラン 40km
8月に群馬でおこなわれた「嬬恋スカイラン」に参戦してきました!
ショート(8km)、ミドル(16km)、ロング(25km)、リッジ(40km)という4つの部門があったのですが、僕は迷わず40kmへエントリー。
のちに、この選択が間違いであったことを思い知らされることになります…
嬬恋(つまごい)は、スキー場として有名らしいので、ご存知の方も多いのではないかと思います。
以下、今年のハイライト動画が公式ホームページにアップされていたのでご覧ください。
スカイランニングの洗礼
僕は昨年、トレイルランニングを始めたばかりで、言ってみればまだまだひよっ子ランナーなので、この“スカイランニング”という言葉が何を意味しているのかよく分かっていませんでした。
ただの大会名の冠名みたいなものかと思っていたら全然そうではなくて、走り始めてようやくその異常さに気がつきました…
国際スカイランニング連盟(ISF)では、スカイランニングを「山を垂直方向に駆け登ること。または標高2000m以上での山岳ランニング」と定義づけています。
そして、トレイルランニングと同じようなものと考えられているものの、実際は、トレイルランニングとスカイランニングは別競技とされているようです。
つまり、求められる能力も若干違うというわけです。
初のリタイア…
大会当日、午後から雨が降るという予報もあって、大会本部より「最終チェックポイントの制限時間が30分早まります」というアナウンスがありました。
これまで、制限時間に引っかかったことがなかったので、この時点ではこの事についてそれほど重要には考えていませんでした。
そしてスタートしていつも通りに順調に走っていたら、20km過ぎたくらいで体に異変が…
視界が白くボヤけ、吐き気がし、体に力が入らない。
そうです、どうやら高山病になってしまったのです。
普段、とくに登山もしないので、スカイランニングの2000m以上という高い標高を走ることに体がついていけなかったんですね。一番高いところで標高2500mくらいありました。
完全にスカイランニングを甘くみてしまったと後悔しました。
それでもなんとか気合いでやり切ろうと思いながら走り、最後のチェックポイントに到着した時、係の人に「惜しかったですね〜」と言われ時計に目を向けると、制限時間に5分間に合っておらず、その時点で強制リタイアとなりました。
(まさか30分早まった伏線をこのような形で回収することになるとは…!)
トレイルランニングを始めてこれが初めてのリタイアとなりましたが、とても良い経験になったと思っています。
まとめ
今回の嬬恋スカイランは、結果的にはリタイアとなりましたが、個人的にはスカイランニングの厳しさを身をもって体感できたので、今後につながる良い経験になったかなとポジティブに捉えています。
その後、標高の高い山に登る練習もやるようになりましたし、なにせこれだけの高い標高の過酷さを味わったので、正直、他のレースがとても楽に感じるようになりました(笑)
ただし、このレースをリタイアしたままで終わるのは悔しいので、来年、必ずまた参戦してリベンジします!!
以上、嬬恋スカイラン編でした!