以前に、ミトコンドリアは有酸素運動によって増やすことができると書きました。
今回は、その他の方法についてご紹介したいと思います!
目次
空腹によって増える
なんとミトコンドリアは、空腹状態を作ることによって増えることが分かっています。
ミトコンドリアは適度な飢餓ストレスを受けることでエネルギーが足りないと思い、エネルギーの産生効率を上げようと数が増殖するのです。
つまり、定期的なファスティングや1日2食などにして空腹状態を作ることはミトコンドリアを増やすことに繋がるわけです。
寒冷刺激によっても増える
体が寒冷刺激を受けることでもミトコンドリアは増えます。
じつは体は、外気温が低いと自動的に体熱産生がおこなわれるようになっています。
体温を一定に保とうとする恒常性のシステムです。
例えば、冬に外に出てとても寒いとブルっとふるえる瞬間がありますよね。
これは「ふるえ熱産生」といって、脳からの指令によって骨格筋をふるわせることで熱を産生しています。
こういった熱を産生する際にも当然エネルギーであるATPが必要となるため、その効率を上げるためにミトコンドリアが増えるわけです。
古来からおこなわれている、空手の寒稽古や寒中水泳などは、じつは体に良かったのかもしれませんね(^^)
まとめ
まとめると、ミトコンドリアの増やし方は以下の3つです!
- 有酸素運動をする
- 空腹状態を作る
- 寒冷刺激を受ける
最後の寒冷刺激を受けるは、やりすぎると風邪をひいてしまうので、くれぐれもご注意ください(笑)
有酸素運動と空腹時間を作ることは、ぜひ実践してみてください!