たんぱく質について①

今回は、三大栄養素の一つである「たんぱく質」についてご紹介したいと思います。

たんぱく質は、私たちの体の約20%を占める栄養素です。

皆様のご存知の通り、筋肉をはじめ、臓器、爪、毛髪、皮膚、ホルモン、酵素など、様々な組織を構成している重要な栄養素です。

たんぱく質とは?

たんぱく質〔Protein〕とは、炭素、酸素、窒素、水素から構成され、20種類あるL-アミノ酸が多数連結した高分子化合物の総称です。

上にあるアミノ酸は、1806年に、アスパラガスの芽から初めて発見されました。

その事を由来とし、最初のアミノ酸はアスパラギンと名づけられました。

以降、様々なアミノ酸が見つかり、1935年までにたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸が発見されています。

アミノ酸にはL体とⅮ体というものがあり、身体を作るたんぱく質を構成するものは不思議と全てL体です。

このL体であることからL-アミノ酸と言います。

体内のたんぱく質は、分解と合成という代謝回転により常に入れ替わっています

代謝回転のスピードはたんぱく質の種類によって異なります。

例えば、肝臓は約2週間、筋肉は約180日でその半分が入れ替わります。

代謝回転は、たんぱく質が本来の役割が出来なくなったり、役目を果たすと同時に起こると言われています。

どんな役割をする?

たんぱく質の役割には以下のようなものがあります。

  • 体組織の構成

筋肉をはじめ、臓器皮膚毛髪皮膚などはたんぱく質によって作られています。

不足してしまうと、筋肉の分解、肌荒れ、髪質の低下などに影響してしまいます。

  • 酵素やホルモンの材料

消化を助けるものや、吸収された栄養を体の細胞に届けて新陳代謝をよくするものなどがある酵素や、血圧を調整したり、赤血球を作るように刺激を与えるなどの働きがあるホルモンの材料となります。

  • 栄養運搬物質を合成

血液が赤い理由でも知られる、肺で酸素と結合して体の隅々まで酸素を運ぶヘモグロビンなどを合成します。

  • 神経伝達物質を合成

緊張や興奮の情報を伝達するノルアドレナリンやリラックスの情報を伝達するアセチルコリンなどを合成します。

まとめ

たんぱく質は、私たちの体を構成するとても重要な栄養素です。

代謝回転によって、日々、たんぱく質の入れ替わりがあるので、毎日欠かさず摂るよう心がけましょう。

次回は、「たんぱく質が分解された最小単位であるアミノ酸の種類」についてご紹介したいと思います。