歩行時、前額面運動は入っているのか?

前回、歩行時を解剖学的にみた時、前後運動の矢状面と、回旋運動の水平面の動作が起きているところまで解説しました。

では、残る 『前額面』 の運動は入っているのでしょうか?

今回は、その点について解説していきたいと思います。

前額面は入っているか?

結論から言うと、歩行動作には前額面の要素も入っています!

ただし、ここで言う前額面の要素というのは、実際に脚や腕を横に動かすというわけではありません。

正確には、横へと行きそうになる動きを “抑制する” という意味で含まれているのです。

例えば、片足立ちになってみると分かりますが、バランスを崩すと横にフラフラしてしまいますよね。

しかし、バランスがとれれば、ピタッと止まることができます。

これは何故止まれるかというと、バランスを崩して横に動いてしまうのを、前額面において働く筋肉が抑制している為です。

したがって、歩行時も常に片足立ちになる場面があるわけなので、『前額面』 の要素も入っているということなのです。

もし、抑制している筋肉が弱化していると…

もし、前額面において作用する筋肉が弱化していると、歩行時に股関節を安定させることが難しくなるので、トレンデレンブルグ歩行やデュシェンヌ歩行といった障害が起こることがあります。

これらについては、また次回解説したいと思います!

 

まとめ

まとめると、私たちが普段何気なくおこなっている、最も基本的な動作の一つである歩行動作だけでも、三面運動のすべての要素が入っているということです。

したがって、三面運動すべての面を意識したトレーニングが必要となるわけです。

動作の偏りがないように、バランス良くトレーニングをしなければならないということです。

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