歩行動作はどんな運動?

前回、人の動作は3面運動から成り立っているというお話をしました。

今回はその続きで、人の基本的な動作である 『歩行動作』 はどんな運動なのかということについて解説したいと思います。

歩き出しについて

当たり前のことですが、まず歩こうと思った時点で人は、一歩脚を踏み出します。

その時の前脚が地面に接地した瞬間をみていただきたいのですが、股関節、膝関節、足関節(足首)がそれぞれ軽く曲がっている動作をしていると思います。

そして、その脚が後ろへ入れ替わっていく際には、股関節、膝関節、足関節が伸びていく動作をしていくと思います。

これは関節運動でいうと“屈曲(曲がる)”“伸展(伸びる)”という動作となり、前後の動きと捉えます。

したがって、まず3面運動の 『矢状面』 の要素が入っていることになります。

下半身と上半身の関係性について

次に、下半身と上半身の関係をみた時、人は歩く時や走る時というのは、無意識に腕を振っています

これは、脚という重りを前に降り出した際に、逆方向にも等しい重りを前に出さなければ、バランスがとれない為に、脚と反対側の腕を前に降り出しているのです。

仮にもし脚と同側の腕を前に出すと、体が回ってしまいます

(角運動量保存の法則)

したがって、腕を振ることで体が逆回旋する関節運動が入るので、『水平面』 の要素も入っていることになります。

同側の脚と腕を出す歩行

ちなみに、同側の脚と腕を出す歩行を 『なんば歩行』 言ったりもします。

古流武術や侍の歩き方などでよくみられる歩行です。

前額面は入っているのか?

ここまでの説明で、矢状面と水平面が入っていることは分かりました。

最後の 『前額面』 ですが、これは関節運動で言うと、脚や腕を横に動かす動きです。

歩行時に、前や後ろに脚や腕を動かすのは分かりますが、横に動かす場面などあるのでしょうか?

これについては少々難しくなるので、また次回解説していきたいと思います!

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