炭水化物について 2

今回は炭水化物のうちの糖質の種類について、書いていこうと思います。

糖質の種類

一言で糖質といってもその種類には様々なものがあります。

大まかに分けても次の4種類に分類することができます。

今回は、そのうちの2種類をご紹介します。

単糖類

単糖類とは、糖質の最小単位のことを言い、以下のものがあります。

  • ブドウ糖(グルコース)
  • 果糖(フルクトース)
  • ガラクトース(脳糖)

ブドウ糖は、言わずと知れた糖質の最小単位で、細胞などの主なエネルギー源です。特に、中枢神経系と赤血球では唯一のエネルギー源なので、とても重要な糖です。

果糖は、果物や蜂蜜などに含まれる他、砂糖を構成する糖で、血液中からの消失はブドウ糖よりも早く、各組織への取り込みはインスリンに依存しない為、血糖上昇作用も弱いという特徴があります。したがって、糖尿病患者の方への糖質補給に有効です。

しかしその反面、血中乳酸値が上昇しやすく、血中中性脂肪上昇作用が強くなどといった特徴も持っている為、食べ過ぎには注意が必要です。

ガラクトースは、乳糖を構成する糖で、稀ではありますが、先天的に代謝酵素が少ない場合があるので注意が必要です。

二糖類

二糖類とは、単糖類2分子が1分子に結合したものを言い、以下のものがあります。

  • 麦芽糖(マルトース)
  • ショ糖(スクロース)
  • 乳糖(ラクトース)

麦芽糖は、ブドウ糖が2分子結合したもので、麦芽や水飴の主成分となります。マルターゼという酵素によって分解されます。

ショ糖は、ブドウ糖と果糖が結合したもので、砂糖、果物、さとうきびなどに含まれます。スクラーゼという酵素によって分解されます。

乳糖は、ブドウ糖とガラクトースが結合したもので、乳製品類に含まれます。ラクターゼという酵素によって分解されます。

よく、牛乳を飲んでお腹が緩くなる方がいらっしゃいますが、これは消化酵素であるラクターゼの量が生理的に減少していることが原因で、この乳糖を消化できなくなることを『乳糖不耐症』と言います。多くの民族が離乳後にラクターゼの量は減少すると言われていますが、一方で、北欧系の人々は約80%が生涯にわたりラクターゼを産生できるという研究報告もあります。

以上の単糖類と二糖類の2種類を総称して、『糖類』と言います。

よく、糖類カットと書かれているような商品は、これら単糖類と二糖類がカットされているということです。

次回は、その他の2種類をご紹介したいと思います!

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