筋膜の繋がりについて

前回に引き続き、また筋膜について書いていこうと思います。

筋膜リリースなどの施術を行う際、拘縮が疑われる筋に対して、その筋にだけアプローチしてもそれなりに効果は出ると思います。

しかし、筋膜の繋がりに沿ってアプローチするば、その効果を最大限に引き出すことが出来ます。

その筋膜の繋がりを“筋膜連結”と呼びます。

私たちの体には、11の筋膜連結があると言われています。

一つ例を挙げると、「スーパーフィシャル・フロント・ライン(浅前線)」と呼ばれる筋膜連結があります。

これは、体の前面にあるラインで、以下の順で繋がっています。

胸鎖乳突筋(頚部の横にある筋肉)→ 胸骨軟骨筋膜 → 腹直筋 → 大腿直筋(股関節と膝関節をまたぐ二関節筋)→ 前脛骨筋(脛の外側にある筋肉)→ 短趾伸筋、長母趾伸筋、長趾伸筋(足の指を上に反らせる筋肉)

長々とわけのわからない筋肉名を書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、頚部から足部の筋肉までが筋膜を介して繋がっているということです。

例えば、大腿直筋が拘縮している場合、その筋肉自体に問題がある可能性ももちろんありますが、連結している他の筋肉に原因があり、そこから影響を受けている可能性も大いに考えられます。

まとめると、私個人の意見としては、筋膜に対してアプローチする場合、その筋肉がどの筋膜連結なのかを考え、一箇所ではなく、いくつかの関連する筋肉を同時にリリースしていくのがベストな施術と考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です