筋膜の階層について

前回に引き続き、今回も筋膜について書きたいと思います。

よく、「筋膜は全身一枚になっていて、ボディスーツのようなもの」と例えられたりします。

それはその通りなのですが、筋膜には階層があり、ボディスーツのように全身一枚で繋がっている筋膜は、最も表層の皮下脂肪の中にある「浅筋膜」と、皮下脂肪と筋肉の間にある「深筋膜」の2つだけです。

そこから順に説明していくと、深筋膜の中にあり、個々の筋肉を包んでいる筋膜を「筋外膜」と言います。

そして、筋肉は筋束の集合体であり、その筋束を包んでいるのを「筋周膜」、その筋束は筋繊維の集合体であり、筋繊維を包んでいるのを「筋内膜」と言います。

つまり、筋膜の階層を表層からみてみると、浅筋膜→深筋膜→筋外膜→筋周膜→筋内膜という順番になるわけです。

この中でも個々の筋肉を包んでいる筋外膜は、筋肉と膜が癒着しやすく、また、隣接している筋外膜同士も癒着しやすいので、これらのリリースはとても重要です。

ちなみに、鶏の胸肉の皮を剥がそうとする時、皮(脂肪)と胸肉(筋肉)の間に筋膜が見てとれますが、これは脂肪と筋肉の間の筋膜であるため、上で言うところの「深筋膜」ということになります。

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